代表的な赤ちゃんへの便秘解消マッサージとは
「の」の字マッサージ
赤ちゃんの便秘解消として一番有名ですね
赤ちゃんのおなかに優しく手を置き、おへそから始まって、まずは下にいき、その後時計回りに優しくマッサージします。ひらがなの「の」の字を書くようにマッサージします。大腸の上を優しく押してあげるようなイメージですね。
自転車こぎこぎ運動
あまり寝返りを打たない、動き回らない子にはいいかもしれません。
お母さんが両足を持って交互に動かします。その動かし方が自転車を漕いでいるようになる運動です。結構おなか周りの運動になるので、効果的と感じるかたもいるようです。
綿棒浣腸
これも比較的効き目があるって聞きますね。
大人用の綿棒(出来れば芯が紙素材のもの)の先にベビーオイルかオリーブオイルを染み込ませ、赤ちゃんの肛門にくるくる回すように優しく浣腸します。あまり強く押し込んだり、奥まで入れすぎると肛門を傷つけるので、無理に押し込まないようにしましょう。
マッサージだけでは十分じゃないかも
反射運動を促すことが便秘解消マッサージの目的です。反射運動とは人が持っている体を守ろうとする防衛反応の1つです。例えば、強い光を浴びた時に、目を守るため目の瞳孔が収縮するといった無意識で起こる反応です。
便秘解消マッサージは、外からの刺激を与え自律神経を刺激し、この反射運動を促します。その反射運動で腸の蠕動(ぜんどう)運動(ウンチを下に押し出して行く運動)がおこり、便意をもよおすという仕組みです。そのため、ストレスや水分不足による一時的な便秘に対しては特に有効です。しかし、便秘が慢性的になっていたり、十分な水分を与えていのになかなか出なかったりする場合は、赤ちゃんの腸内の環境が悪化し、ウンチを出しにくい状態になっているかもしれません。体の中からウンチを出やすくするリズムを作るために食べ物や飲み物を試していった方がいいでしょう。