2ヶ月 赤ちゃん 便秘

実は、便秘ってこんなに危ない

血液が汚れる

 

ウンチは、本来なら、一刻も早く体外へ排出されるべき老廃物です。そのため、お腹の中に長時間留まってしまうと、ウンチの腐敗が進行し、悪玉菌がどんどん増殖されてしまいます。そして、この悪玉菌によって有害物質が生み出され、腸壁を通って体内に吸収され、血液内に流れ込んでしまいます。
血液の汚れは、体内全ての細胞の代謝に影響を与え、肌荒れや疲労感、体調不良などの原因となります。

 

消化と吸収が悪くなる

 

私たちのお腹の中には、体内への吸収を助けてくれるビフィズス菌などの有用な菌もいれば、反対に吸収を阻害したり有害物質を出すブドウ球菌や大腸菌などの有害な菌もいます。そのため、便秘症などによって有害な菌が優位な状況になれば、栄養分の体内への吸収効率が悪くなり、体への影響が出てきます。

 

免疫力の低下

 

私たちの周りには、常に風邪やインフルエンザ・ウィルスなど外敵に晒されていますし、体の中でも、日々、がん細胞が生まれています。これらの見えない敵から体を守っているのが免疫器官で、最大の免疫器官は腸管です。実に全免疫細胞の60〜70%が腸管に集中しており、腸の状態がお子さんの健康を左右しています。そのため、腸内を清浄に保つことが免疫力アップにつながっているのです。

 

ガンのリスク上昇

 

便秘は大腸ポリープや大腸ガンの発生のもとになると言われています。それは、ウンチが長い間同じ場所で滞ることにより、悪玉菌から発生する有害物質が腸の粘膜を刺激し続けてしまいます。そして、そこが大きなダメージを受けることにより、大腸ポリープや大腸ガンの原因となります。
ウンチが同じ場所に留まらならないようスムーズに流れていく腸内環境を作ってあげる必要があります。